1年生国語&学級経営 「話し上手は◯◯上手、聞き上手は◯◯上手で◯◯上手」(国語の「くちばし」の授業)

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1年生 国語授業
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今日の授業について

子どもが寝たのでそれにあわせてうたた寝してしまい、気づいたらこんな時間(夜3時)になっていました。せっかく今日も記事にできそうな話があったのに・・・と思ったので、こんな時間ではありますが記事を更新しようと思います。

今日の授業は算数の授業はなかったので、国語の授業です。正直国語はあまり得意ではなく、私の学年では、国語の授業は他クラスの先生が計画を立ててくれており、その計画に則って授業を進めています。そのため、授業としての具体的な内容については自分が作ったものではないため、こちらで投稿はしないで、自分自身で味付けをした部分についてのみ記載していこうと思います。

1年生国語「くちばし」の最後の授業

授業の概要

私の学校では光村図書の教科書を利用しています。その中で1年生が初めて扱う説明文が「くちばし」です。ここでは、説明文が「問いの文」「答えの文」「説明の文」の3つからできていることを押さえました。そして、全てのくちばしが「えさのとりかた」によってくちばしの形が違うということを押さえました。そのため、最後の授業では自分自身で、好きな鳥のくちばしを調べてきて、そのくちばしの特徴によって「問の文」「答えの文」「説明の文」を作るという活動をしました。1年生なので、調べ学習は保護者の協力が必須です。ご協力いただけている家庭にいつも感謝です。

当初の授業予定&反省点

今回の「話し上手は◯◯上手、聞き上手は◯◯上手」というのは、はじめからこれを伝えようと思ったわけではありません。一生懸命調べてくちばしの絵を書いて、説明の文を書いている子が多く、それをみんなで共有できたらと思い、机の上にノートを置かせて、

「みんなのノートを見に行ってみよう!」

と伝えました。みんな、いろいろな人のノートを見に行っていたので、いい活動にできているかな?と様子を見ていました。すると、見始めて2分後ぐらいに一人の女の子が私のところにきて、

「先生!全員のノート、見終わりました!」

といってきました。その時私は、ハッとしました。
子どもたちの大半は、「絵」だけを見て、肝心な中身であるくちばしの形や、どうしてその形になっているのかという「説明の文」を読んでいなかったのです。

その状況に気づき、途中で活動を中止して、全員を一度席に座らせ、活動のやり方を急遽変えることにしました。

授業の方針の変更、そして「話し上手と聞き上手」について(板書あり)

そこで、私は、自分が得た知識を相手に伝える大切さについてまずは子どもたちに伝えることにしました。

板書①

導入

初めに、子どもたちにはこんな質問をしました。

「この宿題に取り組むのにどれぐらいの時間がかかった?」

人によってまちまちでしたが、「1時間」「45分位」「30分位」「3時間ぐらい」という答えがありました。そこで、今度は

「みんなだいたい1時間ぐらい使っているとすると、このクラスは33人いるから、「33時間分の調べたことが集まっている」ということだよね。自分が調べてきたことは、1匹の鳥についてだけど、その鳥については自分は他の人より知っているわけで、それをお互いに伝え合えば、調べて取り組んだのは1時間だけだけど、33時間分の知識を得られるようになるよね?だから「知識」は伝えあうことがとても大切なんだよ。だから今日はみんなで、「話し上手」と「聞き上手」になろう!」

と伝えていきました。そして、黒板には上記のように、

話し上手⇛◯◯◯じょうず

聞き上手⇛◯◯◯◯じょうず
    ⇛◯◯じょうず

と書きました。みなさんはなんだと思いますか・・・?私はこれだと思います。

板書② &展開「話上手は◯◯上手、聞き上手は◯◯上手」

はじめから全てに言葉をいれず、少しずつヒントを与えて気づかせるようにしました。

初めに、頭文字だけかきました。話上手のほうは、「ま」から始まり、聞き上手は「し」と「ほ」から始まると言いました。

「たくさんあることを、ひとつに「ま◯◯」て伝えることができると、とてもわかり易いよね」

こんなふうに伝えると、いろいろな子が気づき初め、まさに、「話し上手」になってまだわからない周りの子に教えてくれていました。

私の考える「話し上手」=「まとめ上手」な人です。

大人の話になりますが、やはり物事を上手に教える人や、話を聞いていて面白いなと思う人はみんな「まとめ上手」なんですよね。私も、子どもを教える立場なので、ぜひこのまとめ上手になりたいものです。

続けて「聞き上手」です。

「いろいろなことを知っている相手に対して、それを聞きたかったら、説明文と同じで、何について教えてほしいか聞かないといけないね。みんな相手にものを聞きたいときにすることは?」

こう聞くと、みんなすぐに「あれだ!」と気づいてくれました。

私の考える「聞き上手」=「しつもん上手」な人です。

相手からうまく話を聞き出すために、物事を正確に質問すること。今回でいうと

「どうしてこんな形のくちばしをしているの?」「ここの部分はどのようにつかっているの?」ということです。

そしてもう一つは、

「物事を教えてくれた相手に、もっと伝えたい!と思うこと、教えてあげた相手からこれをされるととても嬉しいよね?」

と伝えるとこちらもすぐに気づいてくれました。

聞き上手」=「褒め上手」な人です。

これを踏まえて、伝え合い活動を再開しました。出席番号でクラスを半分にわけて、まずは前半が「話し上手」、後半が「聞き上手」になろう!と伝え、聞き上手の人が、それぞれ席を回って話を聞きにいきました。その活動の中で「上記にあげた良い質問の仕方」「上手な説明の仕方をしている人」を見つけて、その都度クラス全員に注目させてそれを共有していきました。

「◯◯さんがこんな質問をしていたよ。上手な質問の仕方だね。」
「◯◯さんが絵を指さしてここがその部分です!って説明をしていた。とってもわかりやすいね。」
「◯◯さんは、「教えてくれてありがとう」って伝えていたよ。お互い気持ちよくなる、とてもよい言葉だね。」

すると、それを真似する子が増えて、最終的にはかなりよい雰囲気で授業ができたのではないかと思います。

授業を終えて

カテゴリ「学級経営」について

今回記事を書こうと思ったときに、これは国語の授業というより、学級経営についての内容だなと思いました。私の目指すクラスの様子にこういった「みんなで協力しあう」「お互いを尊重しあえる」というものがあるからです。そのため、今日は国語の授業を通して、そんな自分の思いも子どもたちに伝えることができたのではないかなと思っています。

朝の会、帰りの会などでこういった「思い」は伝えているので、それも近々記事にしたいなと思っていますが、やはり「日々の取り組み」の中でこういった「思い」を伝えることが最良だと思っています。

日々、研鑽し、こういった「思いを伝えられる授業」を展開できるように努力していかないと行けないなと、改めて感じました。

それではいつものように、 今回の記事が参考になったと思われた方、応援してくれる方は、励みになりますので、もしよろしければ下記のボタンのクリックや、facebooktwitterでのリンクのシェアをお願いします。 また、他の記事なども見てもらえると大変うれしいです。それではここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。

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