学級経営 仲間に謝るときのルール「『次はどうする』かそいつと約束する。そしてそれを絶対に守ることだ!」

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今日のクラスへの話

私はクラスの子たちには「たくさん失敗しなさい」とよく言います。そして、「叱られることは悪いことではなくて、自分が成長するチャンスだよ」ということを伝え、「だからこそ、先生は厳しいことを言うこともあるし、ときに怖い存在になるかもしれないけれど、それはすべて、みんなに立派な大人になってほしいからだよ」ということを伝えています。

今日はそんなことを踏まえた上で、タイトルのような話をしました。

アイキャッチ画像は私が好きな漫画の「HUNTER×HUNTER」からお借りしました。

左が主人公、右が主人公の父親

漫画の内容を知らない方のためにこのコマに至るまでの話をしますと、主人公(画像の少年)は、強大な敵と遭遇した際に、自分の力不足から、仲間の一人に助けられるも、その仲間は殺されてしまいます。自責の念にとらわれているときに、父親(画像のおじさん)から言われた言葉です。後にその味方は実は生き延びていたということがわかり、父親から聞いた話をもとに、その仲間に謝罪をするという場面です。

さて、これは仲間に謝るときと書いてありますが、子どもたちが一緒に生活していく中でもこういった場面は多数存在すると思います。自分自身の責任で相手に迷惑をかけてしまった、たとえわざとではなかったとしても何かしらの被害を与えてしまった場合。学校の現場だと、先生への謝罪も多いかもしれません。

そんなときに

「何に対して謝罪をしているのか」「それをどうしていかなければならないのか」

というものがなく、

「もう二度としません!」「次からしっかりします」

といっても具体的な方策がなくて繰り返してしまうものです。

今日は、忘れ物をしてきてしまう子が多く、それに対する具体的にどうしていくのかという話がない「許してもらうためだけの謝罪」が見られたので、クラス全体にこういった話をしてみました。

「次はどうする」か、そいつと約束する。そしてそれを絶対守ることだ!!」

まずは、具体的な方策を立てて「約束」をすること、そしてそれを遵守すること。ただその遵守が子どもたちにはとてもむずかしいのですが・・・

ただ、まずはその「約束」をすることで、その「約束」を守ろう!と思う気持ちを育てていって挙げられたらと思います。

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