学級経営「2年生に近い1年生、年長に近い1年生 ~次の学年に向けた話~」

学級運営
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今日の話

とうとう10月も半ばになりました。私の学校では10月に運動会があり、運動会を終えると、学年も残り半分になります。そろそろ2年生という新しい学年を意識し始める時期ではないかと思います。

そのため、2年生に近づいていくために残りの半分の学校生活をどのように生活をしていけばよいのかということを考えていくことにしました。

これまでは、1年生でもまだまだ幼稚園生に近い1年生。

これからは、もうすぐ2年生になる1年生という境目にいるという現状を考え、

自分たちはどんな2年生になりたいのか考えさせました。

話の流れ

はじめに、図を書いて、4月と3月とかき、真ん中に線を書き入れました。

さて、これは何だと思う?

1年間ですか?

そうだね。さて、真ん中は今の君たちの場所だよ。

それじゃあここはなにが入るかわかるかな?

3月の右側を延長して書いてみました。

「2年生」ですか?

そうだよ。それじゃあこっちはどうかな?

今度は4月の左側を延長して書いてみました。

わかりました、「年長」ですね!

そのとおり、ということで、これまでの4月から今までは「年長に近い1年生」だったけれど、これからは「2年生に近い1年生」になるね。

これまでの半年で、色々なことができるようになったよね。どんなことができるようになったかな?

現状を確認し、これまでの成長を振り返りました。

字が上手になりました!

制服の着替えが早くできるようになりました!

先生の話をきちんと聞けるようになりました!

色々なことができるようになったね。

思えば、体操服に着替えるのに10分もかかっていたことも懐かしく思うね(笑)

それじゃあ今度は、「これからできるようになるべきこと」はどんなことかな?

現状の成長点を感じさせた上で、次にどのような課題を持てば良いのか考えていきました。

先生になにか指摘される前に、気づけるようになれると良いと思います。

「自分たちで」色々できるようになれると良いと思います。

並ぶ時にすぐに静かに慣れると良いと思います。

教室移動する時に時間がかかってしまっているので。

行き帰りのバスの中で先生がいないときの態度をしっかりできるとよいと思います。

色々な意見が出てきたね。今3つの意見が出てきたけれど、すべての意見に共通しているのってどんなことかわかる?

わかりました!全部、先生がいない時にきちんとできるかどうかということだと思います!

そうだね。今の君たちは、「先生がいないときでも自分たちでできる」ということが課題になっているんじゃないかな?それじゃあ残りの半年でこれをできるようにして2年生になれるといいね。

こうして、クラスで頑張るべきことを共有することができました。

残り半年の期間を良いものにできるよう、私自身も子どもたちにきちんと向き合っていこうと改めて思いました。

終わりに

今回は、「新しい学年に向けて意識すべきこと」をみんなで考えていきました。

ちょうど1年間も半分に来たからこそ、ここまでの成長を感じながら、次の学年に向けて意識をシフトしていくことが大切だと思います。

その思いが伝わったのか、子どもたちの中には、授業ではなかったけれど、黒板に書いている内容をノートに書いてくれる子が複数いました。

そういった子の行動を認めながら次の学年へとつなげていけたら良いなと思います。

それでは 本日の記事はここまでです。 それではいつものように、今回の記事が参考になったと思われた方、応援してくれる方は、励みになりますので、facebookやtwitterでのリンクのシェアをお願いします。

また、関連記事などもありますので見てもらえると大変嬉しいです。それではここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。

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