今日の授業について
7月に書いた記事で、長針が1~12までの数字を指したときの時計の読み方の授業について記載しました。今度は先日、その間の細かい時間を読むために考えることを授業していきました。以前の授業についてはこちらを御覧ください。
1年生算数 「なんじなんぷん~素早く時計を読むためには・・・~」
授業のポイント
- 以前学習した1~12の数字を指しているとき、何分を表すか、瞬時に答えることができる。
- 1~12の数字をもとに、細かい数字を読むことができるようになる。
- 59分の次は60分ではなく、00分に戻るのがどうしてだかわかる。
導入
今回は以前インターネット上で公開されていた、時計のアプリをお借りして指導を行っていきました。現在はサービス終了してしまったWebサービス(Yahoo!ジオシティ)上にページを公開されていた方が作成されたもので、今ではどなたが作ったのかわからなくなってしまいました。とても有用なアプリなので、今後時計を指導する際にも使わせていただこうと思っています。
さて、みんな時計は読めるようになったよね。それじゃあ、前に映し出した時刻をみんな読んでくれるかな?
はい!3時10分です!
おっけー!それじゃあ次!
簡単です!3時15分です!
すごい!なんでそんなにすぐに答えを出せたの?
だって、1つ数字が進むと、5分進むんだもん!
ここで、時計の数字は5飛びであるということの復習を終えました。
うん!それは一つのポイントだったよね!これがわかればすぐ読めるね!
それじゃあ次に行こうか・・・あっと!!行き過ぎちゃった!
ちょっと白々しくずらしてしまいましたが、4の針を超えて、1つ先に行ったものをみんなに提示しました。
ごめんね!先生ずらしちゃった!でも答えられるかな?
先生!しっかりしてくださいよ~(笑)
でもわかります!3時21分です!
え!!すごい!ずれちゃったけれど、すぐに答えを出しちゃったね!
でも本当に3時21分でいいの?
ここで、私からよく行う「本当にそれでいいの?」という発問を使いました。
展開
いいんです!
えー、本当に?どうして?
なぜなら、4の針の一つ次に進んでいるからです!
4の針の次だと21なの?
そうです!4の針は20分を表すから、その次は21分だからです!
そうだね、ということは4の針が何分かわかっていればこれもすぐ出せたということだよね!
じゃあまた少し先に進もうか!
あ!!ちょっと手前でパソコンが止まっちゃった!!
でもいいか、この時間を読んでみようか!
といって、今度は長針が7を指す直前で止めてみました。
これも読めます!
3時34分になります!
どうしてそう言えるの?
だって、7の針が35分を表していて、7の針よりも一つ後ろだからです!
お!そういうふうに考えられるんだ!すごいね!
さっきも今と同じで、「一つ先」「一つ後ろ」と、自分たちがすぐわかる時間からどれだけ動いているかということで時間を読むことができたね。
時計を読むときは、「近くにあるすぐ読める数字からどれだけ変わっているか」ということを見ることですぐ読めるようになるね!
さぁ、それじゃあもう少し進んでみようか!
さぁ、これは何分かな?
3時59分です!
そうだね、それじゃあここから一つ動かそう!これだとどうかな?
4時です!
え!?さっきまで3時59分だったでしょ!!
59分の次だから、3時60分じゃないの!?
先生それは違いますよ!
「分」は、60個集まると、「時間」っていうキングスライムに変わるって先生前に教えてくれたじゃないですか!
あはは、よく覚えていたね、そう、時間は、60個集まると一つ大きな位になるんだよね。これも覚えておこうね!
と、以前学習した、60分で1時間ということも復習することができました。
このあとは、このアプリを使って時計を読む演習をたくさん行っていきました。
終わりに
今日は時計の読み方についての授業を行っていきました。1~12の数字をうまく使うことで時計を早く正確に読むことができるようになると思います。そして、その数字からどちらにどれだけずれているのか、それをきちんと考えることが時計を読む上では大切ではないのではないでしょうか。
それでは 本日の記事はここまでです。 それではいつものように、今回の記事が参考になったと思われた方、応援してくれる方は、励みになりますので、facebookやtwitterでのリンクのシェアをお願いします。
また、関連記事などもありますので見てもらえると大変嬉しいです。それではここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。
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