今日の記事について
今日は、昨年に4年生と6年生を担当していたときに授業開きの題材として扱ったものを思い出しながら書いています。4年生と6年生でそれぞれ深め方は違いましたがほぼ同じように進めていきました。
今年は1年生を担当しており、こうした算数の授業開きはできませんでした。もう少し算数の知識がついてきた2学期にかけてなにかできたら良いなと思っています。
今回は授業開きで大切にしたいと考えていることを書いています。授業実践を見たい方は↓の記事をどうぞ!
算数の授業開きで大切にしたいと考えていること
私が算数の授業開きで大切にしたいなと思っていることは以下のことです。
- 事前知識があまりなくても解ける問題
- 算数を考える上で大切になる「考え方」を見つけることができること
- 算数の「不思議」を「教える」のではなく「一緒に見つけていく」というスタンス
一つずつ解説していきます。
1.事前知識があまりなくても解ける問題
まず、クラスには算数が得意な子がいれば、苦手な子もいます。そのため、得意な子でも苦手な子でも同じスタートラインに立って考えられるように、計算力や算数の知識があまりない子でも「算数の不思議」を感じられる題材を使いたいと思います。不思議だと感じていたことが、少し中身を覗いてみると、実は自分の知っている事柄の組み合わせで出来上がっていたということに気づいたとき、「面白い!」と思ってくれるのではないかと思っています。
2. 算数を考える上で大切になる「考え方」を見つけることができること
算数を学ぶ上で大切なことは、「演繹的な考え方」や「帰納的な考え方」といった算数的な思考を身につけることだと思います。そのため、授業開きのなかで、その考え方の一部を子どもたちに伝え、それを使って問題を解くことで、「算数的な思考をたくさん見つけていくことがこれからの算数の授業でみんなでやっていくことだよ」、と伝えます。このことについてはまた詳しく別の記事を書くつもりですので、そちらを見ていただけたらと思います。
算数の「不思議」を「教える」のではなく「一緒に見つけていく」というスタンス
どうしても先生と児童という関係だと「教える」というのがメインになってしまうと思います。もちろん「教える」というスタンスを取ることも多いですが、算数の授業では「一緒に見つけていく」ということを伝えます。その考え方を見つけるのは「児童」であって、私達ではないからです。そのために、それに気づくための道筋を示したり手伝いはするけれど、見つけていくのは「みんな」だよ、ということを伝えています。
終わりに
今日は授業開きで大切にしたいことを書いてみました。具体的な授業の内容は長くなってしまうので、こちらの記事とこちらの記事を参考ください。
それでは 本日の記事はここまでです。 それではいつものように、 今回の記事が参考になったと思われた方、応援してくれる方は、励みになりますので、もしよろしければ、facebookやtwitterでのリンクのシェアをお願いします。 また、関連記事などもありますので見てもらえると大変嬉しいです。それではここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。
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