全国でGIGAスクール構想が始まり、各学校1人1台タブレットを活用して学ぶことになりました。
今や子どもたちにとって、タブレットの活用は子どもたちの必須スキルの一つとなっています。
小さいうちから、「タブレットで学ぶ」ということをしっかり身に着けていくことが大切になります。
また、教育現場に限らず、タブレットを活用することで、これまで以上に学びの機会を得ることができる世の中になりました。
タブレットを活用することで、「遊びながら学ぶ」ということができることも利点の一つでしょう。
習い事をしなければ本格的な学びができないなんてとんでもない！
プログラミング教育や、英語の学習などもアプリを活用すれば、家で手軽に無料で様々な学びを得られる時代になりました！
今回は小学生向けに無料で活用できる学習アプリを現役の小学校教員が12選で紹介！
それぞれの教科ごとに紹介しますので、気になるものがあれば、ぜひダウンロードしてやってみてください。
また、先生が活用する上で役立つアプリの紹介記事もありますので、そちらも併せて読んでいただければ幸いです。
英語が学べる学習アプリ2選
トド英語
トド英語は至るところに、子どもたちが主体的に取り組みやすくなる仕掛けがされている英語学習アプリです。
キャラクターが楽しそうに動き回りながら英語を喋ったり、英語で会話をしているビデオを見ながら、実例に合わせて英語を学べたりします。
パズルのように、パネルをあてはめることで、正しい英文の順序を学ぶなど、英語が苦手な子でも楽しく学ぶことができます。
Tonguess
Tonguessは対戦型のゲームで、相手が指定した英単語を当てるというゲームです。
3文字または4文字の英単語から設定したお互いの答えを交互に推理。だんだんヒントが増えてきて、先に当てたほうが勝ちというゲームです。
ゲームを繰り返し行うことで、自分の知らなかった英単語を新しく学ぶことができ、英語の語彙がどんどん増えていきます！
国語が学べる学習アプリ3選
漢字忍者
手書きで漢字を書き、その漢字を自動で正誤判定してくれます。
また、1年生～6年生まで習う漢字を学年ごとに区切って網羅されており、満点の回数などもカウントされるので、何度も何度も学習をすることが可能です。
音楽やビジュアルも子どもたちが楽しく学べる工夫がされているのでお勧めです！
美文字判定
ひらがなやよく使われる漢字を「美しさ」という観点に沿って採点してくれます。
採点後、どこを直せばよりきれいになるのかというポイントを説明してくれたり、ひらがなのもととなった漢字なども表示しれくれます。
限界しりとり
限界しりとりは、だれもがやったことがある遊びであるしりとりに制約を付けて、ゲーム性を高めたものです。
「ん」で終わってはいけない、相手答えた言葉の最後の文字から始めるという基本的なルールに加えて、カードに書かれている数字の文字数の言葉しか答えることができません。
対戦型のゲームで、はまって何度もやるうちに、新しい言葉をたくさん覚えていきます。
また、振り返りモードもあり、答えた言葉がどういう意味なのか調べることもできます。
算数が学べる学習アプリ2選
小学生手書き計算
小学1年生～6年生までの基本的な計算分野の問題を網羅している計算練習アプリです。
特徴は何といっても、「ひっ算などを手書きできること」です。
やはり、手で書いて計算することが、計算力を上げる一番大切なことです。正解判定もその場でしてくれます。
答えが3択で出されていることで、計算を間違えていると、正解が選択肢にないので、もう一度確かめをしっかりすることもできます。
Mine Block
手元にあるブロックを隙間なく敷き詰めるパズルゲームです。
しかし1点条件があり、1つのブロック内には指定した数の◆ブロックを必ず入れなければいけません。
図形をあてはめていくことで、平面図形の間隔を養っていくことができます。
また、別解も存在しており、1回解いて終わりにしないで何度も試行錯誤をすることを学ぶことができます。
理科が学べる学習アプリ2選
ビノバ 理科（各学年）
理科の知識を単元ごとに4択クイズ形式で出題してくれます。
また、問題を解くことでモンスターをゲットしていくことができ、それを集めるのに夢中になり取り組んでいく子が多くいます。
各学年ごとにアプリが分かれており、取り組みやすくなっているのもポイントです。
こちらはiOS系のアプリしか存在しませんのでご注意を！
NHK for School
理科の学習は「実験」などが多く、本で読んだり、知識として身に着けたとしても、「実際に見る」ということに勝ることはないと思います。
とはいえ、家や学校でなかなか大掛かりな実験はできません。
そんな時に役に立つのがこちらです。理科をはじめとして、家庭ではなかなか実現できない実験などをたくさん紹介してくれます。
理科に限らず様々な優良コンテンツがあるので、見ておいて損はないと思います。
社会が学べる学習アプリ3選
あそんでまなべる日本地図パズル
日本地図を都道府県境で分断して、パズルとしてあてはめていくゲームです。
難易度設定も可能で、「都道府県表示有り」から「完全ノーヒント」まで様々です。
これを完成させることができれば、大まかな日本の都道府県の場所はマスターすることができます。
白地図マインスイーパー
上記の「あそんでまなべる日本地図パズル」は47都道府県を覚えるものでしたが、今度は「市町村」に注目して遊ぶことができます。
「マインスイーパ」の要領で、どこに怪物が潜んでいるか当てていくパズルゲームです。
実際の日本の市町村境に沿って作られているので、地元で遊ぶもよし、旅行先の県で遊んでみるのもよしです
Google Earth
コロナ禍の今、なかなか旅行にいくことは難しいです。
また、社会で学習しても、実際の場所はどんなところなのかは、なかなか知ることができません。
このアプリを使うことで、地球上のどこへでも、まるで実際に行ったかのようにその場所を知ることができます。
授業などで学んだあと、実際にはどうなのか、こちらで見てみると、より理解が深まるのではないかと思います。
子どもに取り組ませたい学習アプリは見つかりましたか
今回は、小学生向けの勉強ゲームのアプリを紹介していきました。
どのアプリも、「子どもたちがハマる」仕掛けがうまくできています。
こういったアプリを活用していくことで、「ICT機器に慣れる」ということと「学ぶ」という2点を両取りしていきたいですね。
ほかにも小学生向けのプログラミング教育向けの記事なども書いております。
よかったらご覧いただけたら幸いです。
それではここまで記事をご覧いただきありがとうございました。
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