今日の授業について
今日は、金曜日ということもあり、週末に宿題を出さなければならなかったので、深く考えさせるよりも、知識伝達が主となる授業になってしまった点に少し反省しつつも、今日の実践を記録しておきます。
今日は、自分のクラスで、昨日行った授業の前段階の授業を行いました。
算数1年生「10よりもおおきいかず」
授業のポイント
- 十進数の仕組み
- 「1~9までの数」と「10」の数字の違いから2桁の数字で書き表す理由に注目
今回は上記2点をポイントとしました。
なお、本日は板書を撮影するのを忘れてしまったため、板書がありません・・・orz
導入
1~9までの数字を黒板に記載しつつ、ブロックを並べていく。
10まで書いたところで、質問
「1~9までの数字と、10の数字と違うところってなにかな?」
子どもの反応
「1~9までは1つの数字で書くけれど、10は2つの数字で書いている」
「0という数字がある」
「10は数字が大きい」
などなど・・・
「2つの数字」という発言に注目して、
「どうして10は2つの数字で表すんだろう?」
と質問。子どもたちはかなり悩んでしまっていましたが、一人が意見をいってくれたことで、様々な意見が出るようになりました。
「10は大きい数字だから!」
「でも9も十分大きいんじゃない?」
といった意見がかわされるようになりました。
そこで子どもたちに
「1と0を組み合わせているけれど、1は「なにかが1個ある」ということを表していて、0は「なにかが0個ある」というのを表しているんだよ」
とヒントを与えた。
展開
ヒントになるかどうかわからないが、一つの動画をみんなに見てもらった。
下記の動画である。(ゲームの動画なので、賛否両論あるかもしれませんが・・・)
はじめは何匹かしかいないスライムが、8匹あつまると1匹のキングスライムに合体する。
8匹になったあと、合体して、大きな1つになる。もともと小さいスライムは0匹になる。
実は数字でも同じことが起きているんだよと子どもたちに伝える。
それぞれ数のお部屋があって、9匹までしか入ることができないから10匹目が入ろうとすると、みんな合体して隣のお部屋に移動してしまうんだ。
これが10という数字で、10のまとまりの1匹が1つと、小さな1匹はどこにもいないから「0匹」になるんだよ。と伝えた。
10匹目が入ることができないこと、10匹目が入ろうとすると、大きくなって1つにまとまってしまうことを主眼においた授業でした。
授業が終わったあとは、10のまとまりを見つけては「これがキングスライムになるのかな?」といっている子どもたちがいました。
もしご意見等があればいただけるととても嬉しいです。
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コメント
普段、普通に使用しているものを改めて説明しようとすると、なかなか難しいものですね。
それにしてもキングスライムが出てくるとはw
ピエールさん
小学校1年生の授業はそういったものばかりで、自分たちが「そんなの当然じゃん!」「なるものはなる」と思っていることをいかに理解できるように伝えられるかがポイントで、難しいけれど、腕の見せ所で楽しいところだと思います。
キングスライムがスライム10匹で合体してくれたらもっと使いやすい教材になるのですが(笑)
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